フォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツハワイ地区副社長、およびフォーシーズンズ・リゾート・マウイ総支配人のトーマス・スタインハウワー氏がこのほど、日本でのワークショップに合わせて来日、今後のハワイでの展開などを語った。同社は先ごろ、ハワイ・ラナイ島で2軒の運営受託を締結、フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・アット・マネレベイ、フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・アット・コエレを展開する予定だ。マネレベイについては、既に客室の改装に取り掛かっており、ホテルの中核となるプール周辺の工事を済ませた上で、9月15日を目処に一部を段階的にオープンする。グランドオープンは来年夏を目指し、特別レートでの運営を行う予定だ。また、ラナイ島の高台に位置するコエレはマネレベイのリニューアルが完全に終了した後、リニューアルに着手し、約100室規模で2007年を目処に稼動を開始する。
　スタインハウワー氏はラナイ島の2軒のホテル運営について「プライベート空間を保つ隠れ家」として位置づけ。正規料金はハワイで展開するフアラライ、マウイより若干廉価な料金設定とし、販促を図っていく考えだ。
　また、既存のフアラライ、マウイについても「フォーシーズンズ・ブランドとして維持するため」、それぞれ10年、15年と年数が経過しているから、ハード面のリニューアルについても手を加えていく。特にマウイについてはレストランの改装、拡充を経て、2007年には大規模な客室の改装となる予定だ。