トルコ、上期の日本人訪問者数110%増、観光分野の活性化目指す

  • 2005年8月4日
 トルコ共和国文化観光省事務次官のムスタファ・イセン氏は8月2日の「愛・地球博」のトルコ・デーに合わせてこのほど来日、東京で旅行会社、メディアを対象に日本人観光客誘致のプロモーションを行った。トルコへの日本人訪問者数は1月から6月までの上半期は、前年比110%増の5万6604人。イセン氏は、「トルコと日本の関係は政治、経済関係で良好。今後は観光分野を活性化しなければならない」と語り、トルコ人が親日家であること、文化的、歴史的な繋がりがあることに加え、自然、旧跡、多様なアクティビティなど、「日本人が望む観光素材がそろっている」ことをアピール。また、外国人訪問者数がこの半年で前年比27%増、そして、世界で人気あるデスティネーションの第8位を獲得したことから、トルコがもつ観光の素晴らしさを強調し、日本人観光客誘致を促した。
 トルコ共和国文化観光省によると、昨年頃から東部や黒海地方のエコツーリズムの人気が上昇しており、今後は既存のツアー商品に加え、新たなデスティネーションの紹介など行っていく予定だ。