JTB、エースで地域の魅力伝える商品をJL・NHと共同企画

  • 2005年8月3日
 ジェイティービーは日本航空(JL)、全日空(NH)のそれぞれと特別共同企画商品を販売する。この企画は、旅行で訪れた先の地元の方々との交流を全面に押し出した商品。地元の「真の魅力」は地元の人が最も良く知るという観点から、地元の人が旅程で登場するツアーとして、魅力を打ち出す。JTBは、年間1000万人以上が利用するエースJTBでの展開とすることで、地域活性化への貢献を目指す。
 ツアーでは、地域との交流や地元の味を堪能することに加え、航空会社との共同企画ならではの特典を盛り込む。JLとの共同企画商品は「秋のドラマ北海道」。十勝、富良野、小樽の名物を味わい、六花亭のポロシリティラミス、過熱しないで飲める「想いやり牛乳」など地元ならでは体験に加え、北海道の紅葉を楽しむ。往路はクラスJを利用するなど、JLを利用する特典を含めた。出発日は9月11日から10月29日の毎日で、料金は大人が5万4800円から、子供が5万3800円から。
 また、NHとの「食の王国九州」では、不知火海のうたせ船に乗船し、伝統漁法を体験するほか、阿蘇高森の郷土料理や逸品を味わう。別府では漁師の人の話しを聞きながら昼食をとるなど、旅程に演出を加える。NHはグループに1冊、5000円分のタクシーチケットをプレゼントするほか、区間マイルの50%を提供する。JTBでは販売目標人員として北海道700名、九州500名としている。