求人情報

ベストウエスタン、日本で本格展開、地域の特色を生かした運営を目指す

  • 2005年7月29日
 ベストウエスタン・インターナショナルは7月15日付で日本における開発及び運営全般の事業展開について(株)みかげ都市開発にマスターライセンスを付与し、日本で積極的に展開する。日本国内においては、「新規ホテルの開発」「ホテルの再生事業」「既存ホテルのベストウエスタンブランドへの加盟促進」の3事業が柱。今後5年間で日本国内に計50の各ベストウエスタンブランド(10のプレミア、10のホテル、30のイン)を展開予定。本格展開の第1号として2007年春に新宿歌舞伎町に約200室を有するベストウエスタンプレミア、また同年秋に仙台市大田区東郡山に同ブランドホテルをオープンする。20代の社会人の男女をターゲットとしている歌舞伎町のプレミアでは、通常のチェックアウト時間後から夜のチェックイン時間の間が利用可能なディ・ユースの設定や、仙台の同ホテルでは温泉施設をとりいれ、各地域の特色を生かしたホテル運営を目指している。

 このほど来日したベストウエスタン・インターナショナル極東総支配人グレン・デ・ソウザ氏は、日本での本格展開について、「日本が経済的にも安定している今が、日本での本格展開を始める絶好のタイミング。日本で展開する全ホテルにおいて60%から70%の稼働率を常に保っていきたい」と、今後の目標を述べた。
 今後日本での展開を進めるにあたり、日本向けの新しいウェブサイトや24時間日本語対応可の電話予約を導入予定。また、日本市場に合う従業員教育の強化として、将来的に日本においても人材教育施設を開設していく方針だ。既に主に海外の同ホテルの日本人利用者が200万人以上いることから、ベストウエスタン・インターナショナルのディレクターのジミー・T・オカダ氏は「今後の日本における展開に対しての潜在マーケットはすでに存在している。ベストウエスタンの日本人利用者は今後も拡大するに違いない」と、日本マーケットに対しての期待感を示した。