ワールドホテルズ、9月1日付けでグランドパレスホテルが加盟

  • 2005年7月28日
 ワールドホテルズに9月1日付けで、グランドパレスホテルが加盟する。ワールドホテルズではファーストクラスコレクションに位置づける。これにより、東京都内のSRS加盟ホテルは4軒、日本国内は9軒となる。
 グランドパレスは現在、宿泊者の外国人比率は50%程度と高いシェアを誇る。ただし、取締役宿泊部販売促進部の海老名清志氏は今後の方針として「欧米人のビジネス旅客の取り込みを図る」とし、ワールドホテルズへの加盟により、今後の欧米におけるセールス活動を活発化する考え。こうした活動を通して、欧米ビジネス旅客を現在2%程度を5%から6%まで高めたい考え。

 また、今回の契約においては今後の外資系ホテルが進出するに当たり、「競争の激化に先手を打つ」と位置づけ。特に、外資系チェーンホテルが東京に続々と進出が予定されているが、本格展開を控えるチェーンもあり、「集客の面でGDSなどと連携して強い販路を確保しておく必要がある」との考えも働いたようだ。