近ツー、6月分総取扱額、海旅団体と国内メイト不調で0.6%減

  • 2005年7月28日
 近畿日本ツーリストの6月分総取扱額は前年比0.6%減の482億2652万3000円となった。このうち海外旅行は5.9%減の158億2015万8000円。ホリデイは販売実勢では17%増、経理実績で42.9%増の53億6151万円と5ヶ月連続で2桁増が続いている。方面別では台湾、インドネシア、ヨーロッパ、ハワイが好調、中国、タイは前年を下回っているほか、韓国も前年と比べ大きな落ち込んだ。なお、他社主催商品、海外クーポンなどは前年と比較し微増となり、個人では1.1%増の33億4644万7000円。ただし、団体については中国、韓国での落ち込みが影響し、一般が23.4%減、学生が10.3%減と合計で22.4%減の70億3443万円であった。
 なお、国内旅行は0.7%増の306億5964万8000円。団体はイベント・コンベンション、修学旅行および郊外学習の取扱と一般、学生とも好調で12.8%増の157億3199万7000円となった。ただし、メイトは販売実勢で1%増の74億8755万9000円で、沖縄、東京方面が順調に推移したという。なお、国際旅行は42.4%増の10億7643万4000円。大型の団体を取扱い、7ヶ月連続で前年比増を記録している。