マドリッド、レアル来日で日本人誘致策に弾みを期待、直行便などが課題

  • 2005年7月27日
 マドリッド州とマドリッド市は27日、訪日中のレアル・マドリッドC.F.の選手2名が出席し、日本の旅行関係者向けに観光促進を目的とした交流会を行った。マドリッド州と同市はレアル・マドリッドC.Fをマドリッドの重要な観光素材として位置づけ、現在行われているレアル・マドリッドのワールドツアーに合わせ同会を催した。
 出席した選手の1人であるラウル選手は、「自分の生まれ育った街マドリッドの素晴らしさを一人でも多くの日本人の方に見ていただきたい」と会場の旅行会社担当者らに呼びかけ、マドリッドへの訪問を促した。
 先日、マドリッド市などは日本人観光客に対する施策として、日本人誘致策「プラン・ハポン」を発表。同会では、日本語ガイドブックや日本人向け観光ルートについてなど、同策に沿ってマドリッドの観光促進プランの内容を説明。特に、日本/マドリッド間の直行便の復便は大きな課題であるとの認識を示しており、日本人観光客誘致に対しては今後、積極的な取り組みを進める。