マリオット、好まれるブランドから愛されるブランドへの進化がテーマ

  • 2005年7月11日
 マリオット・インターナショナル・グローバル&フィールドセールス担当シニア・ヴァイス・プレジデントのデイヴィッド・マリオット氏が「グローバル・セールス・ミッション2005」に合わせ来日、現況などを語った。マリオットは先ごろ開催した総支配人会議において、今年のテーマに「Like 2 Love」を掲げ、好まれるブランドから愛されるブランドへの進化を掲げた。これはマリオットの従業員、宿泊客共に浸透していくもので、ブランドの再生やサービスの一新により、個々人が良い経験をしてもらうことを目指す。特に、客室については計2400軒のホテル、62万8000ベッドを今年末まで一新するほか、プラズマテレビの導入などで快適な部屋作りを進めている段階。
 また、日本での営業強化を目的に、大阪のセールスオフィスの人員を増やすほか、名古屋には総代理店を置く計画。特に、名古屋マリオットアソシアホテルの存在から、マリオット・ブランドの知名度は中部地区で高いことから、今後の営業展開にプラスと判断しているようだ。マリオットは福岡において2003年末にGSA契約を締結、九州から韓国やアジア地区への送客が増加していることも、名古屋でのGSA展開を積極的に視野に入れる背景となっている。