スリランカ、第1回ワールド・スパイス・サミットが開催

  • 2005年7月8日
 スリランカのコロンボで10月7日から16日まで、スリランカ政府観光局が中心となり第1回ワールド・スパイス・サミットが開催される。スリランカでは15世紀からスパイスを使用していたという記録が残っており、スパイス文化をアピールするため、開催に至った。コロンボ市内のホテルではシェフが各国・地域のスパイスを使用し、料理の腕前を披露する。各ホテルでは、一般客向けにフード・フェスティバルやスパイシー料理講習会の開催も予定する。なお、マレーシア、インド、メキシコ、インドネシア、タイ、オーストラリア、フランス、アメリカ、スペイン、ハンガリー、モロッコ、ザンジバル、南アフリカなどのシェフが参加する予定。
 スリランカはシナモンの世界総生産の90%を占めるほか、コショウ、クローブ、ナツメグ、メースの主要産地として知られている。