主要50社、2月の総取扱額は3.5%増、海旅8%増、国内微増

  • 2005年4月8日
 主要旅行業者50社の2月の総取扱額は前年比3.5%増の4010億5091万1000円となり、2ヶ月連続で前年比増を記録した。海外旅行取扱額は対象48社中36社が前年比で増加し、8.2%増の1680億5622万9000円、方面別でもインド洋沖地震・津波等の影響でタイ、マレーシアを除き、概ね好調。なお、主催旅行は取扱額が8.2%増の473億4944万3000円、取扱人数は13.3%増の35万4716人となり、先月に続き低価格化が継続して続く。取扱額の上位5社はジェイティービー、エイチ・アイ・エス、阪急交通社、ジェイティービーワールドバケーションズ、近畿日本ツーリストの順。伸び率は京阪交通社の47.1%増が最も高く、ジャルトラベル北海道の31.6%増、トラベルプラザインターナショナルが22.2%増、パシフィックツアーシステムズの21.8%増、阪急交通社は21.1%増となった。
 なお、国内旅行は0.1%増の2309億9559万8000円、このうち主催分の取扱額は6.0%増の711億9414万6000円、取扱人数は2.3%増の291万4344人と、単価は上昇する傾向。また、外国人旅行は26.2%増の19億9908万4000円、主催分の取扱額は10.6%増の1億2383万8000円、取扱人数は16.8%増の7347人であった。