近ツー、景況感調査で好調な市場環境の感触が現れる

  • 2005年4月7日
 近畿日本ツーリストはこのほど、全国95ヶ所の支店長を対象に景況感調査(短期業況観測支店長アンケート)を実施した。これによると、現在の旅行全般のDI値はプラス27ポイントと前回調査の12月時点での現況予測はマイナス1ポイントであり、大きく好転。概ね、好調な市場の感触を得ているようだ。海外については団体がプラス18ポイント、個人もプラス60ポイントとなり、個人の旅行需要の上向き基調を感じ取っているようだ。なお、3ヶ月後の予測についても、現在の基調が続くと見ている。
 また、国内旅行は団体がマイナス1ポイント、個人がプラス18ポイント。団体がマイナスとなっているものの、12月時点での現況予測はマイナス17ポイントであり、予測よりは現在の環境は良い景気と感じている。

▽近ツー調査(DI値)[分類/3ヵ月前/現在/3ヵ月後/6ヵ月後/1年後]
旅行全般/-16/+27/+43/+30/+25
国内団体/-41/-1/+29/+10/+1
海外団体/+2/+18/+19/+24/+24
国内個人/-41/+18/+44/+28/+12
海外個人/+32/+60/+51/+44/+21