プーケット、復興状況の詳細を色分けして発信、消費者への安心感醸成へ
<プーケット発 鈴木次郎>タイ国政府観光庁(TAT)などが主催するプーケットへのメガ・ファムで参加者は、島内の各ビーチを視察している。これは津波被害後の復興の度合いを各自で確認してもらうことが狙い。訪れたラグーナ、カマラ、パトン、カロン、カタとそれぞれのビーチは、既に回復しており、主に欧米からの観光客の姿が見られる。ただし、ビーチから一足離れ、パトンなどの街中では現段階でも復興作業中、あるいは津波の被害の爪痕が残る部分がある。こうした施設の回復も着々と進められているが、現段階で消費者にパトンを薦める際、旅行前に復興中の場所を正確に伝えることが急務という声も関係者から挙がる。旅行を楽しむ上で、細部に亘る情報が消費者との信頼関係を保つ重要な要素となる。
これらの意見に対して、タイ側としても復興作業中の場所と津波とは全く関係なく建設中の場所、通常営業の場所とを、地図上に色分けして示す体制も整えているようだ。これはタイ観光スポーツ省の観光開発局が主導し、ホームページ等での情報を発信する体制にある。リゾート・ライフを楽しむためのインフラは全て回復しているものの、旅行業界として消費者との信頼関係を維持するためには、こうした誠実な対応が求められていることも事実だ。TAT東京事務所マーケティング・マネージャーの藤村喜章氏も「回復状況を正確に示す情報はTATとしてもホームページなどで情報をリンクしたい」と語り、加えて「今回、全てを視察した旅行会社の方々には消費者に直接お伝えいただきたい」と現段階の状況を説明することで、消費者の安心感に繋げるように求めた。
これらの意見に対して、タイ側としても復興作業中の場所と津波とは全く関係なく建設中の場所、通常営業の場所とを、地図上に色分けして示す体制も整えているようだ。これはタイ観光スポーツ省の観光開発局が主導し、ホームページ等での情報を発信する体制にある。リゾート・ライフを楽しむためのインフラは全て回復しているものの、旅行業界として消費者との信頼関係を維持するためには、こうした誠実な対応が求められていることも事実だ。TAT東京事務所マーケティング・マネージャーの藤村喜章氏も「回復状況を正確に示す情報はTATとしてもホームページなどで情報をリンクしたい」と語り、加えて「今回、全てを視察した旅行会社の方々には消費者に直接お伝えいただきたい」と現段階の状況を説明することで、消費者の安心感に繋げるように求めた。