シャングリ・ラ、欧州に初進出、2009年後半にロンドンにオープン

  • 2005年2月24日
 シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツはロンドンのセラー・プロパティ・グループとロンドン・ブリッジ・タワーの30年間のリース契約を締結した。これにより、欧州で初のシャングリ・ラ ホテルとなり、2009年後半の開業を予定。ロンドン・ブリッジ・タワーの設計は関西国際空港をはじめ、現在のニューヨークタイムズ本社ビルやシカゴ美術館の増築を手掛ける建築家のレンゾ・ピアノ氏。タワーの高さは310メートル、70階建てで、欧州一の高層建築となる予定だ。シャングリ・ラ・ホテルズは34階から52階の全18階を占有。総客室数は170室で、客室面積は平均42平方メートル。スペシャリティスイート2室、プレジデンシャルスイート1室を含む、全25室のスイートを設置し、ガラスで囲まれたウィンターガーデンのバルコニーを備える。そのほか、シャングリ・ラのブランドのチー・スパや最大400席を収容できるファンクションルームなどを設置する。
 なお、ロンドン・ブリッジ・タワーは、店舗、オフィス、レストラン、居住区のほか、220メートルの高さに展望台を設置する。