ペランギ・ビーチ・リゾート、通常通りのサービス提供を強調

  • 2005年1月18日
 ランカウイ島にあるペランギ・ビーチ・リゾート・アンド・スパのセールス・ディレクターの盧国仁氏が来日し、同ホテルが通常通りサービス提供していることをアピールした。盧氏は「津波の被害が元々少なく、何の問題もなく営業している」と述べ、正確な現状認知を求めた。
 同リゾートの津波による被害は、一部の庭とプールへの海水混入、エアコンの室外機の故障のみで、プール、およびエアコンは既に工事が終了。庭は草木へ被害があったため、庭園管理者に依頼して復旧作業を進行中だ。庭が元通りに回復するまでに2ヶ月ほど掛かる見込みだが、客室はカンポン様式という現地の家屋のような高床式住居であるため、影響はなかった。
 例年、1月の稼働率は約90%であるが、津波の影響で約60%に落ち込んでいるという。既に入っていた予約に関してはキャンセルがないものの、新規予約が芳しくない状況だ。この対策として、ホームページに最新情報、および写真を掲載するなど、消費者への情報提供を強化する。盧氏は「ホテルだけでなく、ビーチや周辺の村などの景観は問題ない」と語り、通常通りの観光が出来る状況を訴えた。