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ハレクラニ、拡大路線を睨み、新スイート契機にサービス体制の強化へ

  • 2004年12月1日
 ハレクラニ、ワイキキ・パーク・ホテルを所有、運営するハレクラニ・コーポレーション副社長の塩川智俊氏をはじめ、ハレクラニ総支配人のフレッド・ホンダ氏、ワイキキ・パーク・ホテル総支配人のロビン・グラフ氏らが来日、ハレクラニが12月中旬から展開するスイート・ルーム「ヴェラ・ワン・スイート・アット・ハレクラニ」を含む構想を披露した。ヴェラ・ワン・スイートはハレクラニが目指す「シンプル/上品さ」の融合からデザイナーのヴェラ・ワン女史との提携で実現。ワン女史の持つハレクラニのイメージから客室デザインが創られる。顧客層としては主にウエディングやハネムーナーを見込むが、顧客それぞれの記念日を祝うアニバーサリーの利用も期待する。
 こうしたハレクラニの高級イメージに付加する背景には、昨年、ハレクラニ・コーポが打ち出した「ハレクラニ」ブランドを世界各地で展開する構想がある。ハレクラニ・コーポ・チーフ・オペレーティング・オフィサー(COO)のピーター・シェインドリン氏が現在、新たなプロパティを検討している段階だが、本拠となるハレクラニそのもののサービスを見直すことが拡張の鍵となると判断。現在、サービス・スタンダードを各項目において見直しを進めており、ハードを改良するだけでなくソフトについても拡充を図っているという。