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ペニンシュラ・ホテルズ、広告キャンペーン開始、スタッフが被写体に

  • 2004年11月11日
 ペニンシュラ・ホテルズはこのほど、世界規模の広告キャンペーンを開始した。これは肖像写真家のアニー・レイボビッツ氏がホテルのスタッフを撮影した写真を「ペニンシュラの肖像」と題し、モノクロ写真のコレクションとして打ち出すもの。被写体はボーイ、清掃員、ベルマンなどホテルで勤務するあらゆる職種のスタッフが対象。写真から、お客とスタッフのコミュニケーションの多さ、スタッフの暖かなもてなしを醸し出す。このキャンペーンは「トラベル+レジャー」、「デパーチャーズ」、「タウン&カウントリー」、「フォーブス」などの高級ライフスタイル、旅行、ビジネスなどの各誌で11月号から掲載、その後も米国紙などで来年にかけて掲載する予定だ。
 キャンペーンに合わせ、アニー・レイボビッツ氏が審査員でホテルがスポンサーのチャリティ・プログラムを実施する。これは、写真を勉強する苦学生のためのプログラム。「ザ・シティ」と銘打ったコンペを開催し、学生に暮らす街のフォト・エッセイを撮影してもらう。2005年度はニューヨーク、サウス・ブロンクス、ハンツ・ポイントにある写真学校が参画し、後に香港、および東京でもコンペを開催する。