タヒチ観光局、日本支局代表に森氏が就任、シニア層の取組み語る

  • 2005年10月12日
 タヒチ観光局の日本支局代表にこのほど、森啓三郎氏が就任、需要の増加が予想されるシニア層への取組みを語った。森氏によると、6月から11月はカップルが8割強を占めるのに対し、1月から3月はシニア層が半分ほどを占める傾向がある。このことから、シニア層が興味を引くようなタヒチ島のテーマを設定するプログラムとして、美術館などゴーギャンゆかりのスポット巡り、4WDで山中のドライブ、地元の人と触れ合いながら、かご、パレオの作り方、タヒチアン・ダンスを教わることなどを紹介。他にも、現地でプログラムを作成中だ。さらに、クルーズでタヒチ各島の魅力を楽しむツアーもあることから、「需要の伸びが期待されるシニア層に対して、魅力的な素材、滞在方法は多い」と見ている。
 また、「ツアモツ諸島はホテルが整備されており、海の透明度はボラボラ島よりも高い」と森氏は語り、今後、新たな滞在先として提案する。また、旅行会社へのトレーニング・プログラムとして、詳細は検討中だが、インターネットを利用するeラーニングのシステムを構築し、販売を側面支援する意向だ。