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TLM、ロングステイ誘致強化で新プロモ、3000バーツ相当カード提供

  • 2004年10月8日
 タイ・ロングステイ・マネジメント(TLM)代表のウィラート・チムプラサート氏が来日し、日本人の誘致活動の強化を目的として新たなプロモーションを開始した。これは「タイ・ロングステイカード」(3000バーツ相当)を無料で提供するもの。有効期間3ヶ月のカードは、タイで生活する中で日本語スタッフとの相談、銀行やビザに関する相談などを受けることが出来る。チムプラサート氏は今回の来日で、高齢者が多い秋田での講演を行った感想として、「日本人の高齢者の多くがロングステイに興味があり、タイへの興味も高いことが分かった」と語り、日本からのロングステイの増加に改めて期待感を示した。
 現在、タイにおける日本人長期滞在者は2万6000人程度。今後も高齢化が進むことから、市場規模は拡大が見込まれており、タイも長期滞在者の増加を予想している。タイ国政府観光庁(TAT)東京事務所長のチャルブン・パナノン氏は「将来的に、TATとTLM、旅行会社が協力し、プロモーションすることで市場拡大につなげたい」と語る。
 なお、TLMは2002年に、タイへの長期滞在観光を振興する目的で設立された機関で、タイ国政府観光庁が株式の30%を出資している。