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MTPB、インセンティブ・セミナーを実施、新たな需要取り込み目指す

  • 2004年10月7日
 マレーシア政府観光局(MTPB)はこのほど、旅行会社を対象にインセンティブをテーマとする初めてのセミナーを開催した。今年1月から8月までの日本人訪問者数は、前年比46.6%増も、2002年比は21.0%減と力強さに欠けることから、レジャー目的のFIT層に加え、グループやインセンティブの取り込みで需要を取り込みたい考え。
 MTPB東京支局長のシャリル・アリ氏は「インセンティブやグループを受け入れる施設が揃う」とし、「自然が豊かで、世代や性別を問わず訪問者を惹きつけるデスティネーションである」とアピール。また、マーケティング・マネージャーの徳永誠氏は「これまで受け入れたグループは100名規模が多い。目新しさを求めるオーガナイザーに注目のデスティネーションである」と語り、今夏のコタキナバルはヨーロッパのインセンティブ需要も多かったことを紹介。さらに、受け入れ態勢が整うクアラルンプールのコンベンション施設、ホテル、ショッピングセンターなどを説明。9月中旬に870名がクアラルンプール郊外での植樹を目的に地域住民と交流した実例をイオン環境財団が報告した。