パン・パシフィック・ホテルズ・アンド・リゾーツ、ケンピンスキー・ホテルズ・アンド・リゾーツ、リッジス・ホテルズ・アンド・リゾーツ、ウィンダム・ホテルズ・アンド・リゾーツの4ホテルチェーンのCEOらが揃って、4月に結成した「グローバル・ホテル・アライアンス（GHA）」について語った。この4ホテルチェーンは、それぞれが強みとするホテル運営地域を持つだけでなく、予約や顧客管理などをホテルシステム「フィデリオ」を利用する共通点がある。パン・パシフィック・ホテルズの梅原一剛氏は「出来ることから徐々に展開している。各社の営業担当者が他チェーンの予約を取る実績もあり、成功体験を積み重ねる段階」として、相互メリットが徐々に生きることを強調。また、ウェブサイトは、「GHA」のサイトから各ホテルへと誘導するものから、「1サイト内で完結する展開を図る必要がある」と今後の指針を示した。