東急、中間決算で営収が前年比3%増、前年同期の赤字から解消
東急観光の平成16年12月期中間決算(平成16年1月1日〜6月30日)は営業収益が前年比2.7%増の119億6100万円、営業利益は4億8000万円、経常利益は5億5000万円、中間純利益は4億2400万円となった。営業利益、経常利益、中間純利益とも昨年の赤字を解消した。東急では特に一般団体、教育旅行、官公庁、組織団体の営業活動を強化、また都市部ではMICEマーケットへの訴求を強化。同時に経費削減を進め、営業費を昨年比11億4800万円の削減となる94億8700万円とし、営業利益を確保した。
また、東急単体での部門別売上では国内旅行はクーポン券、JR券、航空券の取扱減少などを理由に2.3%減の429億6700万円となったが、海外旅行がSARSの反動による33.0%増の103億4000万円となり、国内旅行の減少額を海外旅行で補填した。なお、通期での業績予想は営業収益が264億円と期初と変わらないものの、経常利益を11億4000万円、当期純利益を10億円と上方修正した。
また、東急単体での部門別売上では国内旅行はクーポン券、JR券、航空券の取扱減少などを理由に2.3%減の429億6700万円となったが、海外旅行がSARSの反動による33.0%増の103億4000万円となり、国内旅行の減少額を海外旅行で補填した。なお、通期での業績予想は営業収益が264億円と期初と変わらないものの、経常利益を11億4000万円、当期純利益を10億円と上方修正した。