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楽天、トラベル事業の第2四半期は売上高が前四半期比で4.5%増

  • 2004年8月19日
 楽天はこのほど、平成16年12月期中間期(平成16年1月1日〜平成16年6月30日)の連結決算を公表。この中で総合旅行サイトを運営するトラベル・エンターテイメント事業の売上高は28億1000万円、営業利益は9億200万円であった。なお、第2四半期では売上高が14億3400万円、営業利益は4億5900万円となり、第1四半期との比較で売上高は4.5%増、営利ベースでは3.8%増となった。これにはトラベル事業での主力となるサイト「旅の窓口」、「楽天トラベル」への出展施設がそれぞれ472件、123件と増加していることも寄与。このトラベル・エンターテイメント事業の連結子会社はマイトリップ・ネット、楽天トラベルなど7社、持分適用関連会社はローソン・チケット、6月に株式を取得した中国国内の総合旅行サイト「Ctrip.com」を運営するシートリップを含む2社が対象。
 ただし、楽天の連結での中間純損益はシートリップの出資に伴う損失として104億3100万円の計上により、86億5000万円の赤字となっている。シートリップについては約120億円で発行済株式を取得、「旅の窓口」との連携のほか、市場を大きく占有する中国国内での成長性と収益性を高く評価している。