フォーシーズンズ・ホテル・アンド・リゾートはこのほど、傘下ホテルの総支配人、および営業担当者が来日、旅行会社担当者らと商談を行う「2004 Japan Sales Development」を開催した。海外旅行の需要が上向きになる中で、特にバリに展開するジンバランベイ、サヤンの2プロパティは日本人シェアが40％を上回るなど、好調に推移するホテルも多い。
　こうした中で、フォーシーズンズ・ホテルでは5年後を目処に、世界各地に展開する64軒から100軒へと拡大する意向だ。今年は既にヨーロッパ初のリゾートとなるフォーシーズンズ・リゾート・プロヴァンス・アット・テール・ブランジュ、また中欧にフォーシーズンズホテル・グレシャムパレス・ブダペストを開業。開業を予定するホテルもカイロ、ロンドン郊外、マレーシアのランカウイ、2005年には香港を予定。これらの計画以外にも、仮契約の段階だが北京にも展開を予定しており、2年から3年での開業を目指す。