JALホテルズ、パラオ・ロイヤル・リゾートを開業へ、来年7月の予定

  • 2004年7月26日
 JALホテルズはパラオ共和国に開業する「パラオ・ロイヤル・リゾート」をニッコー・ホテルズ・インターナショナルとして運営する。ニッコー・ホテルズとしては、45番目のホテル。JALホテルズは26日、ホテルを所有、運営するロイヤル・パラオ・エンタープライズ・リミテッドと運営受委託契約を締結した。開業は2005年7月を目処としており、総客室数は160室、施設はパラオでは初めてとなるスパの開設を予定している。総事業費は約2700万ドルになる見込み。JALホテルズでは、約70%の稼働率を目指し、客室単価は2名1室150ドルから250ドル程度を想定。パラオへの総旅客数の日本人訪問者が約3割、台湾人が約4割であることを受け、客層も同様に推移するものと見ている。
 なお、JALグループは今年、全国発でパラオへ60本のチャーター便を運航する予定。パラオ側はダイバーだけでなく、ハネムーン、ファミリーなど幅広い顧客の取り込みを目指しており、JALホテルズでもこうした需要の取り込みを目指す方針だ。