ドイツ、ドレスデン、ブレーメンなど3ヶ所が世界遺産に指定

  • 2004年7月8日
 ドイツの「ドレスデンのエルベの谷」、「ブレーメンの市庁舎とローランド像」、「バード・ムスカウのピュックラー伯爵庭園」の3ヶ所がこのほど、新たにユネスコ世界遺産に加わった。これは、先ごろ中国・蘇州で開催された第28回ユネスコ世界遺産委員会において決定したもの。
 このうちドレスデンは、西のウッビガウ城から東のビルニッツ宮殿まで広がる約18キロメートルのエルベ川の景観が選定。ブレーメンは、マルクト広場において15世紀初頭に建てられたゴチック様式で、その後、ヴェーザー・ルネッサンス様式に改修された市庁舎、および、同じ広場に平和と権利の象徴として1404年に建てられたローランド像が選ばれている。また、バード・ムスカウは、1815年から1844年にヘルマン・フォン・ピュックラーにより自然画の方法を用いて作られた庭園が評価された。
 なお、ドイツ観光局ではドレスデン、ブレーメンについての都市案内等をホームページに掲載している。