シュタインベルガー・フランク、女性エグゼクティブ向けの客室を設定

  • 2004年4月19日
 シュタインベルガー・フランクフルターホフ営業担当部長のサンドラ・エンダース氏、日本担当のシニアセールスアカウントマネージャーの三浦淳子氏が来日、現況や新サービスについて語った。エンダース氏は「昨年の稼働率はイラクやSARSの影響で約60%台の後半であったが、今年は70%以上を目標として活動する」と語った。これまで6年間にかけて、客室、宴会場など館内を全面的にリニューアルを行った。また、フランクフルトというビジネス需要の多い都市を生かし、宴会場の稼働率が75%程度と好調なことから、宴会場利用者対象の控え室などを新設することも検討している。
 また、女性を対象とした「エグゼクティブ・レディース・ルーム」を6月から設定。これは同ホテルがITBベルリンにおいて「ベスト・レディース・ホテル」の栄冠に輝き、女性向けのサービス拡充を検討、実現にこぎつけたもの。通常の客室料金に40ユーロの追加料金でウエルカムギフト、バスルームの照明やヘアドライヤーなどで専用の設備を整えるほか、アメニティなどでも高品質のものを取り揃える。また、ホテル内の6階に設置するスカイラインウェルネスクラブの利用が無料となる。エンダース氏は「女性でも企業で重要な役に就くエグゼクティブが増えている。このような方々に利用していただくのはもちろん、日本での旅行を活発にするOL層など、女性の方々にも多くお奨めしたい」と述べた。