チェコ観光局、セミナーを開催、プラハの平均滞在日数が増加傾向

  • 2004年4月15日
 チェコ観光局はこのほど、旅行会社を対象とする初めてのセミナーを開催した。チェコ観光局日本代表の沖中繁男氏は「2003年の日本人訪問者数は前年比2.4%増の10万3456人。これは昨年9月以降に、プラハ、ブダぺスト、ウィーンの三都市周遊型の商品が好調に推移したことが一つの要因」と述べ、「プラハの平均滞在日数が3.3日と着実に増加している」と最近の動向を紹介した。
 また、チェコをはじめ東欧方面の旅行ガイドブックの著者、沖島博美氏がチェコの魅力を語り、「歴史を感じることができる街並み、建築物が豊富にあるプラハは、冬季も魅力的な観光ができる」として、時期的に旅行代金をリーズナブルに設定できる冬のプラハを堪能する旅行を提案。さらに、プラハ以外にも、ボヘミアの温泉街のフランチスコヴィー・ラーズニェ、カルロヴィ・ヴァリ、マリャーンスケーラーズニェの三都市に加え、チェスキー・クルムロフの古城やブルタバ川など地方の魅力的な素材を紹介、新たなディスティネーションの開拓を提案した。