JTB、メジャーリーグ観戦ツアーで8000人の送客目指す

  • 2004年2月26日
 ジェイティービーは2004年のメジャーリーグ観戦ツアーを設定した。昨年活躍した松井秀喜選手のほか、今年は松井稼頭央選手がニューヨーク・メッツに入団し、ニューヨークでの大リーグ観戦に関心が集まる。JTBはマリナーズ公認観戦ツアーをこれまで3年間実施してきたが、今年はマリナーズに加え、ヤンキースとメッツのシーズン・チケットを確保。これにより、開幕戦から最終戦まで観戦ツアーを実施する。
 例えばヤンキース・ホームゲーム観戦ツアーの場合はレフト側のメインボックス席とティアーボックス席、メッツ・ホームゲーム観戦ツアーではレフト側フィールドボックス席を全ての試合で確保。東京発の5日間では8万8000円からの設定だ。また、マリナーズ公認観戦ツアーはライト側のフィールド席を全試合確保。「VIPバックステージツアー」も引き続き設定している。旅行代金は東京発5日間で10万9000円から。それぞれ3月5日から販売を開始する。
 なお、JTBが昨年に取扱った大リーグ観戦ツアーの参加人数は、ヤンキースの観戦ツアーを中心に約6000人であったという。今年はヤンキース関連で5000人、マリナーズ関連で1000人、その他で2000人、合計8000人の販売を目標とする。