JALホテルズ、株式上場を目指し、新たな経営管理システムを導入

  • 2004年2月18日
 JALホテルズは株式上場を目指し、新たな経営管理システムを構築した。これは統合会計業務パッケージ(いわゆる基幹業務[ERP]パッケージ)を提供するシステムズユニオン社の「SunSystems(サンシステム)」を導入したもの。これにより、2ブランド「ニッコー・ホテルズ・インターナショナル」、「ホテルJALシティ」傘下の全54ホテルの会計をはじめとするデータ集約の効率化を進める。また、決算の短期化や監査に耐える正確性も確保できる。JALホテルズでは社内的な目標として早期の株式上場を掲げており、現在立案を進める「新中期計画」において、具体的な検討を進めていく方針だ。
 なお、JALグループでの株式上場は2社で、そのうちJALUXが卸売業で東証2部、エージーピーが倉庫・運輸関連業でJASDAQに上場している。