ニュージランド、「南北分断作戦」で一つの島を堪能する旅程を提案

  • 2004年2月10日
 ニュージーランド観光局は10日、東京で「四季のニュージーランド 8街道セミナー」を開催した。ニュージーランド観光局局長の小林天心氏は「安全な国というアピールをしたが、2003年は13%減であった。今年は過去最高を記録した2002年の17万人を目標とし、出来れば上方修正をしたい」と語った。
 ニュージーランドの今年のプロモーションテーマは「ニュージーランド 南北分断作戦」。このテーマの背景には南島と北島を組み込むとデスティネーションの魅力を存分に味わってもらうこと、リピーターの造成、消費者の旅行会社に対する満足度を高めることが狙いだ。小林氏は「8街道というテーマは10年以上の長期に渡り消費者の印象に残すことが狙い。大きな目標を達成するための手法として、一つにはそれぞれの島の魅力を味わうことを提案したい」と述べる。
 なお、ニュージーランド観光局は2月3日の福岡を皮切りに、大阪、名古屋、東京と主要都市でセミナーを開催。福岡では80名、大阪では170名、名古屋では110名、東京では260名と各会場の集客は全て過去最高を記録したという。