香港、早期回復に旅行会社の協力を期待、プロモは文化、自然に焦点

  • 2004年2月4日
 香港特別行政区政務長官のドナルド・ツァン氏が来日、「2003年5月には日本人訪問者数が90%減と厳しい状況の中、12月は26.9%減にまで減少幅が圧縮した。日本の旅行会社に感謝したい」と語った。また、現在のSARSや鳥インフルエンザに懸念が集まる状況について「香港は高度な医療技術が支えとなり、健康管理に対する予防措置を講じている」と強調、日本人観光客の増加と今後の旅行会社の販売による協力に期待感を示した。
 また、香港政府観光局(HKTB)理事長のクララ・チョン氏は「2003年の全世界からの訪問者数は6.2%減に留まった。ただし、中国大陸からの訪問者増加が支えとなっているのが現状」と認識しており、日本をはじめとする海外からの訪問者の早期回復を目的に展開するキャンペーン「Hong Kong Live It