ハワイ、12月の日本人訪問者数は8%減、年間では11%減の132万人

  • 2004年1月29日
 ハワイ州産業経済開発局(DBEDT)によると、2003年12月の日本人訪問者数は前年比7.6%減の14万7112人であった。11月は増加を示したものの、再びマイナス成長へと逆戻りした格好だ。ただし、旅行目的別では引き続きMICEの訪問者数が137.3%増の7718人と好調に推移した。リピーターは3.0ポイント減の50.3%である。
 2003年の日本人訪問者数は10.7%減の132万3820人。目的別ではMICEが年の後半に大きく伸びを示し、33.9%増の5万5264人。特にコンベンションが増加しており、79.7%増の1万8416人となった。また、滞在先ではホテルが12.5%減の118万8909人である。変わりに伸びたのがタイムシェアで101.4%増の6410人。まだニッチな市場であるものの、今後の動向は大いに注目が集まるところだ。また、クルーズは12.4%増の1274人である。
 旅行形態ではグループ旅行が10.4%減の57万9798人、パッケージ旅行が16.6%減の105万3815人、パッケージではない旅行は23.4%増の26万9959人。恐らくFIT旅行が増加しているものと推測される。なお、リピーターの割合は53.5%となり、昨年の53.4%とほぼ同様の数値となってほか、平均のハワイ滞在日数は0.4日減の5.88日であった。