ラスベガス、セールスミッションが来日、今後も日本市場を重視

  • 2004年1月27日
 ラスベガス観光局/ネバダ州政府観光局代表、およびホテルのセールス担当者からなるラスベガス・セールスミッションが来日し、変貌する最新のラスベガスの状況を説明した。ラスベガス観光局ディレクターのカム・アッシャー氏は「昨年は訪問観光客数が3500万人を超えた。これまでの13万850室に、新タワーの増設で3800室を超える客室が加わった。今後、2年間でさらに約6500室の客室が加わる計画である」と述べ、引き続きラスベガスが観光客の増加に対応していく状況を報告した。
 さらに、アッシャー氏は5つの新たな動向を紹介。第一に3月にラスベガス・モノレールの開業、第二に第一四半期までにはファッションショー・モールの拡張工事が完成、第三にフォーラム・ショップスがクリスマスシーズン前に拡張工事を完成、第四に2005年4月に「ウィン・ラスベガス」の開業、第五に2005年5月にラスベガス100年祭を予定。アッシャー氏は「今後もラスベガスが世界中から注目されるデスティネーションである」と強調した。
 また、ネバダ州政府観光局のブルース・ボンマリット局長は、「ネバダの人口が200万人に対し観光客は4500万人に昇る」と述べ、ネバダ州における観光の重要性を訴え、今後も回復基調にある日本市場に今後も積極的に取り組む考えを明らかにした。