ヒルトン・グアム、シニア向けのサービス拡充、部屋の選択肢も豊富

  • 2003年12月15日
 ヒルトン・グアム・リゾート&スパはこのほど、ワタベウェディング、マンダラ・スパと共同でセミナーを開催した。現在、グアム旅行は3日間から4日間の短期と1週間程度からそれ以上の滞在の長期と二分化する傾向だ。ヒルトンでは様々な種類の部屋を備えていることから、長期の滞在者には豊富な選択肢があることを強調。特に、シニア層の動向に注目が集まる中、ヒルトン・グアムでもアクティブ・シニアに対するサービスを拡充。例えば、24時間日本語で対応するサービス、あるいはトロピカルな植物を専門のスタッフが解説を加えながら敷地内を案内する散歩道ウォークなどをアピールする。短期はグループ向けにガーデンビューの部屋の人気が高いことを紹介。直近の2、3ヶ月はグループ旅行が徐々に回復基調にあることから、2004年の営業展開としてグループを対象として予約部屋数に応じて特典を付ける予定だ。
 なお、ワタベウェディングが運営する「セント・プロバス」は今年度の実績および予約数で1560組以上となり、昨年の1450組を上回り好調だ。特に9月、10月は前年比で20%減、11月が10%減と前年並みの実績に近づいており、早期に前年並みを達成すると共に来年は「セント・グレース」の2つのチャペルで高額と低額の商品に二極化する市場に対応するという。