中国・河南省、観光促進団来日で説明会を開催、張代表は旅行会社に謝辞

  • 2003年12月9日
 中国の河南省観光局局長代行の方洪蘭氏を団長とする観光交流促進団の17名が来日し、東京で観光説明会を開催した。方氏は「河南省は中原に位置し、古くから中国の王朝文化が栄えた所。また、黄河が流れ、雄大な山々が連なる山水風景が堪能できる地」とアピール。「海外からの訪問者はまだ多く無いことから、今後は旅行客の増加を目指し、海外でのPR活動を積極的に展開する」と語った。
 また、この席上、中国国家観光局首席代表の張西龍氏はこの1年を振り返り、「イラク戦争やSARSの影響もあったが、順調に回復を遂げている。10月の日本人訪中者数は前年同月比で70%まで回復している。ビジネス客は20%増となっており好調だが、パッケージツアーをはじめとする観光客の戻りは十分ではない」と語り、「苦難な年における旅行会社の努力に感謝すると共に、来年も協力を仰ぎたい」とし、全面回復に向けた決意を表明した。
 なお、促進団の一行は今後、10日に名古屋、12日に大阪で同様に観光説明会を開催する。参加希望者は中国国家観光局へ問合せのこと。

▽河南省 観光説明会
・名古屋
日時:12月10日 午後2時30分〜午後4時30分
場所:ホテルキャッスルプラザ 4F 鳳凰の間
・大阪
日時:12月12日 午前10時00分〜正午
場所:新阪急ホテル本館 2F 花の間
・問合わせ先 中国国家観光局
 東京TEL:03-3591-8686、大阪TEL:06-6635-3280