近畿日本ツーリストは平成15年12月期(平成15年1月1日〜12月30日)の連結、および単体の業績予想を下方修正した。これは中間決算で公表した通期業績の予想と比較し、SARSの影響が残り、需要が回復していないためと近ツーでは分析。これに加え、連結子会社の為替差損も大きく影響しているという。なお、業績予想の修正値は下記の通り。

▽連結予想(修正後／中間期予想／増減額)
営業収益／1025億円／1080億円／55億円減
経常利益／18億円／36億円／18億円減
当期純損益／-円／7億円／7億円減

▽単体予想(修正後／中間期予想／増減額)
営業収益／826億円／880億円／54億円減
経常利益／21億円／34億円／13億円減
当期純損益／1億円／2億円／1億円減