AA、第3四半期の営業利益は1億6500万ドル、純利益は100万ドル
アメリカン航空(AA)の親会社AMRコーポレーション(AMR)の第3四半期の営業利益は1億6500万ドル、純利益は100万ドルとなった。昨年同期は13億ドルの営業損失、9億2400万ドルの純損失を計上しており、今期は大幅な改善となった。この第3四半期は、7月から8月にかけて、特に米国内の主要路線においてロードファクターが7月から8月に8.1%増となったほか、燃料価格が高騰したにもかかわらず、主要国内線の単価コストは8.6%減少し、AMRではコスト削減の効果が表れていると分析する。
しかし、AMRは収益環境に依然として厳しい見方を示しており、一層の社内コストの削減を行う。また来年に向けて、シカゴ、ダラス・フォートワース、セントルイスなど中西部のハブを再編成し、年間を通じ、予算とコスト改善で収益の上昇、主にレジャーを目的とする旅客を取り込むためボーイングB757型機、エアバスA300型機の後部にエコノミークラスの座席を増設して旅客収益の増収などの施策を推し進める。
しかし、AMRは収益環境に依然として厳しい見方を示しており、一層の社内コストの削減を行う。また来年に向けて、シカゴ、ダラス・フォートワース、セントルイスなど中西部のハブを再編成し、年間を通じ、予算とコスト改善で収益の上昇、主にレジャーを目的とする旅客を取り込むためボーイングB757型機、エアバスA300型機の後部にエコノミークラスの座席を増設して旅客収益の増収などの施策を推し進める。