東急、9月の総取扱額は9.3%減、2月以来の1ケタ減に

  • 2003年10月24日
 東急観光の9月の総取扱額は前年比9.3%減の156億2673万1000円と、マイナス幅が今年2月以来の一ケタ台になった。このうち海外旅行は20.4%減の48億5418万1000円で、8月よりも20ポイント近く上昇した。企画商品は31.8%減、その他海外旅行は17.8%減と回復基調であるなか、特に8月に43%減であった団体旅行は12.3%減にまで回復。なかでも一般団体は1.6%減とほぼ前年並みの実績であった。取扱人員ベースでは企画商品が74.3%減、団体旅行が28.5%減。方面別ではハワイ、グアム、サイパン、ヨーロッパにおいて大型団体を取扱い、40〜90%増と大幅に上昇した。
 一方、国内旅行は3.1%減の107億181万3000円。団体が0.7%減、企画商品が4.7%増と推移するなか、個人旅行が9.7%減と苦戦した。