CO、第3四半期の純利益1億3300万ドルも太平洋路線は11%減

  • 2003年10月20日
 コンチネンタル航空(CO)の第3四半期(7月〜9月)の業績は、営業利益が1億7400万ドル、純利益が1億3300万ドルであった。ただし、純利益にはエクスプレスジェット株の処分に伴う税引き後1億ドルの利益が含まれている。今期は、コスト削減を継続的に進めたほか、夏の旅行需要が好調であったことから好結果を導いた。しかし、COは今年はじめから合計すると依然として損失を計上することから、引き続きコスト削減を推し進めていくとしている。
 旅客収入を方面別で見ると、米国路線が前年比4.8%増、中南米路線が2.5%増、大西洋路線が1.7%増と増加に転じたものの、太平洋路線は11.4%減と引き続き厳しい状況にある。なお、ウェブサイトの予約は86%増で第3四半期全路線の売上の30%を占め、通年で10億ドルを超えると予想した第2四半期以降も好調な販売を継続している。