秋の連休に「どこか行きたい」が3割強、予算は5.29万円
矢野経済研究所が発表した「Consumer Wallet Report」によると、73.2%以上の人が秋の連休を利用したレジャーを希望しているという。これは同研究所が9月11日から16日までインターネットで調査し、601票の回答を得てまとめたもの。秋の連休にレジャーを希望する人のうち、37.8%の人は具体的な予定を立てており、平均予算は1回あたり6.2万円。このうち、海外旅行の平均予算は26.11万円、宿泊を伴う国内旅行は7.97万円であった。また、「どこかに行きたい」と思いながら具体的な予定がない35.6%の人も予算を立てており、平均は5.29万円であった。この結果から同研究所では、有効回答票だけでみても1000万円を超える潜在需要があるとしている。秋の連休が定着傾向にあるなか、休みの取得促進のみならず、秋の旅行の具体的な楽しみの提案も強化し、需要を顕在化したいものだ。