国交省、バイオメトリクス技術を利用した実証実験、NHは搭乗口で顔認証
国土交通省は「e-エアポート」構想の一環として12月から2004年3月までの期間、情報通信技術と生体認証(バイオメトリクス)技術を利用し、空港チェックイン手続きを電子化する実証実験を行う。これは昨年に引き続き、新東京国際空港公団、日本航空(JL)、全日空(NH)、NTTデータなどの協力を得て、実施するもの。今回は、国際路線での運用を見据え、搭乗手続きの簡素化や迅速化のほか、バイオメトリクス情報を記載する搭乗券を利用したすり代わりの防止効果の検証を行う。NHはeチケット利用者を対象に、バイオメトリクス機能搭載の自動チェックイン機、搭乗口で顔認証による搭乗改札方式を実験する予定だ。
なお、10月中旬以降に航空会社などを通じて、実証実験に参加するモニタを募集する。
なお、10月中旬以降に航空会社などを通じて、実証実験に参加するモニタを募集する。