ネバダ州、局長のボンマリート氏が来日、日本人旅行者のドライブを促進へ

  • 2003年10月7日
 ネバダ州政府観光局局長のブルース・ボンマリート氏がこのほど来日し、日本人旅行者の動向やネバダ州の魅力を語った。ネバダ州を訪れる日本人旅行者の多くはラスベガスに滞在するケースが多い。だが、新しい傾向として「フライ&ドライブ・キャンペーンの成果が実り始めており、ドライブを楽しみながら気軽にレーク・タホやリノを訪れる旅行者も増加している」とボンマリート氏は語る。ボンマリート氏は、日本の運転免許証でレンタカーを借りることができるよう州に働きかけることに加え、言葉の問題を軽減するなど日本人旅行者の増加を検討する委員会と協調することも明らかにした。
 ドライブ旅行の普及を図る背景には、日本の国土の約70%に匹敵するネバダ州の8割以上が大自然であることから、バード・ウォッチングやハイキング、釣りやカヤックなどを楽しむことができるからだ。また、砂漠を利用したサンドボーディングをはじめ、趣向を変えた体験も出来る。ボンマリート氏は「ラスベガスの魅力と同時に、豊富な自然をこれまで以上に積極的にアピールすることで、ネバダ州へ訪れる日本人の旅行を促進したい」と語った。