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MTPB、藤井フミヤ氏起用のキャンペーン予算を増額、反応は好評

  • 2003年10月6日
 マレーシア政府観光局(MTPB)は日本開局30周年を記念し「マイ・マレーシア・キャンペーン」を実施しているが、キャンペーンが好評なことからプロモーション予算を1億2000万円追加し、3億2000万円を超える過去最大規模のキャンペーンとなる見通しだ。
 このキャンペーンは地下鉄や駅にポスターを貼るほか、新聞の全国紙に全面広告を掲載し、女性誌や旅行雑誌でも広告の露出を増やすことが決定している。イメージキャラクターの藤井フミヤのポスターは持ち去られるケースも多く、マーケティング・マネジャーの徳永誠氏は「20代後半から40代の層を狙った藤井フミヤの起用が当たった証拠」と分析する。また、キャンペーンでは「ヘビーリピーター」へのアピールも戦略的に展開しており、クアラルンプールだけでなく、ボルネオへの問い合わせも多くなっていることから、SARS後の旅行需要の拡大に自信を強めている。