アメリカ、SeeAmerica Week開始、訪問者増へ向けセミナー開催

  • 2003年9月30日
 全米旅行産業協会(TIA)はアメリカ大使館商務部、ジャパン・ビジット・USA・コミッティー(JVUC)と「SeeAmerica Week 2003」を26日、大阪において開始している。30日は東京でメディア向けのワークショップ「SeeAmerica メディアマーケットプレイス」を開催し、観光局、航空会社、ホテル、レンタカー会社の合計33社・団体が出展した。
 ワークショップに参加した観光局のうち、テキサス州観光局のジュリー・チェース氏は映画会社ディズニーが12月に全米で公開する映画「アラモ」と連動したプロモーションを日本で展開したい意向を明らかにした。これはテキサスを対象としたパッケージ商品が現在は無いことから、来日に合わせてホールセール各社を訪問し復活を働きかけると共に、新たなデスティネーションとして豊富な素材の一つをアピールすることが目的。また、ビジネス需要ではトヨタ自動車がサンアントニオ市に新工場を建設し、2006年から稼動することから、今後のビジネス需要の高まりにも期待感を表明した。
 なお、TIAは本日、9時30分から17時30分まで、ヒルトン東京を会場に旅行会社を対象としたセミナー「SeeAmerica Educational Seminar」を開催する。