中国路線の競争は激化へ、JALはコードシェア拡充、NHはサービス向上
JALグループの日本航空(JL)と日本エアシステム(JD)、および全日空(NH)はそれぞれ中国の航空会社と提携し、ネットワークの増強や乗り継ぎ利便の向上を図る。JALグループ、NHとも9月1日から開始されているビザなし渡航をビジネスチャンスと捉えており、日本/中国間の旅客の取り込み競争は今後、いっそう激化しそうだ。
JALグループは海南航空(HU)の国内線の中国西部エクスプレス(West China Express)、中国東方航空(MU)、中国南方航空(CZ)とのコードシェアを増強する。11月2日から、MUと名古屋/上海線、札幌/上海線でコードシェアを開始、12月1日からCZとJDがコードシェア運航を行う関西/広州線においてJLがコードシェアに加わり、東京/北京線ではJLが新たにコードシェアを行う。このほか、12月中にMU運航の東京/瀋陽線、大阪/瀋陽線のコードシェアも開始する予定だ。また、11月1日出発分からJALグループの日本/北京線の利用者を対象に成都、西安にHUで乗り継ぐ方を対象に、MUの北京、成都、西安でMUラウンジの利用を可能とする。これにより、JALグループの日本発中国行きの便数は週182便から202便となる。
NHは中国国際航空(CA)、上海航空(FM)と提携する。10月1日から北京を経由して成都、重慶、杭州、南京、長春へ旅行するお客を対象に、NH係員がCAの中国国内線カウンターに案内する。また、10月26日から上海浦東空港を経由し、広州、深センへ乗り継ぎをする旅客を対象に、NHおよびFMの専用カウンターを新設し、中国国内、日本便での乗り継ぎをスムーズに行うように係員が案内する。
JALグループは海南航空(HU)の国内線の中国西部エクスプレス(West China Express)、中国東方航空(MU)、中国南方航空(CZ)とのコードシェアを増強する。11月2日から、MUと名古屋/上海線、札幌/上海線でコードシェアを開始、12月1日からCZとJDがコードシェア運航を行う関西/広州線においてJLがコードシェアに加わり、東京/北京線ではJLが新たにコードシェアを行う。このほか、12月中にMU運航の東京/瀋陽線、大阪/瀋陽線のコードシェアも開始する予定だ。また、11月1日出発分からJALグループの日本/北京線の利用者を対象に成都、西安にHUで乗り継ぐ方を対象に、MUの北京、成都、西安でMUラウンジの利用を可能とする。これにより、JALグループの日本発中国行きの便数は週182便から202便となる。
NHは中国国際航空(CA)、上海航空(FM)と提携する。10月1日から北京を経由して成都、重慶、杭州、南京、長春へ旅行するお客を対象に、NH係員がCAの中国国内線カウンターに案内する。また、10月26日から上海浦東空港を経由し、広州、深センへ乗り継ぎをする旅客を対象に、NHおよびFMの専用カウンターを新設し、中国国内、日本便での乗り継ぎをスムーズに行うように係員が案内する。