クラブツーリズムの子会社であるクラブツーリズム・ライフケアサービスは10月6日から、介護事業所｢まごころ倶楽部阿佐ヶ谷｣のサービスを開始する。これは旅行業界では初となる通所介護(デイサービス)・訪問介護(ヘルパー)・居宅支援(ケアプラン)のサービスを提供するもの。一般消費者を対象とする内覧会では、阿佐ヶ谷近郊の高齢者やクラブツーリズム会員、高齢者を抱える家族のほか、地域の民生委員が訪れるなど、同事業所では｢旅行事業を生かした介護施設の興味、関心が高い｣としている。クラブツーリズム・ライフケアサービスは今後、同様の介護施設の開設を目指しており、既に首都圏で2番目の施設を選定している。
　まごころ倶楽部阿佐ヶ谷の最大の特徴は、施設に通う高齢者の方々を対象とする旅行を計画すること。現在のところ、来年のゴールデンウィーク前に桜を鑑賞し、温泉に訪れるコースを予定するほか、秋の旅行も検討中だ。また、クラブツーリズム会員が積極的にボランティア活動を行う場を提供することで、会員のクラブ活動を活発にすることを狙う。

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