IATA、7月の輸送実績は回復が顕著、年末には前年比2%減に
国際航空運送協会(IATA)によると、2003年7月の定期航空会社の輸送実績は有償旅客キロメートル(RPK)が前年比3.6%減、有効座席キロメートル(ASK)が4.1%減で、ロードファクターは77.7%であった。SARSの影響で5月はRPKが21%減、ASKが12.6%減と最も落ち込んだが、6月はRPKが11.8%減、ASKが9.6%減と持ち直し、7月には一桁減の大幅回復になった。IATAでは旅客の回復が力強いことから前年並みのレベルに戻りつつあり、年末の実績は2002年の2%減になるとしている。特にアジア・太平洋地区の航空会社の実績を見ると、RPKが14%減、ASKが11.5%減と6月に比べRPKで20ポイント、ASKでは16ポイントと大幅に回復している。
なお、定期航空会社の1月から6月の累計は、RPKが6.5%減、ASKが1%減であった。7月の方面別定期航空会社の輸送実績は下記の通り。
▽方面別定期航空会社の旅客輸送実績(7月)/RPK/ASK
ヨーロッパ 2.4%増/1.6%増
北米 7.8%減/11.3%減
南米 5.3%増/3.4%減
アジア・太平洋 14%減/11.5%減
中東 17.5%増/21.3%増
アフリカ 1.3%増/2.6%増
全体 3.6%減/4.1%減
なお、定期航空会社の1月から6月の累計は、RPKが6.5%減、ASKが1%減であった。7月の方面別定期航空会社の輸送実績は下記の通り。
▽方面別定期航空会社の旅客輸送実績(7月)/RPK/ASK
ヨーロッパ 2.4%増/1.6%増
北米 7.8%減/11.3%減
南米 5.3%増/3.4%減
アジア・太平洋 14%減/11.5%減
中東 17.5%増/21.3%増
アフリカ 1.3%増/2.6%増
全体 3.6%減/4.1%減