JATA、観光局にトラベル・カウンセラー制度を説明し、協力を要請
日本旅行業協会(JATA)は17日、各国観光局に対し、平成16年4月に開始を予定する業界独自の資格制度「トラベル・カウンセラー制度」の説明会を開催した。この制度は主に旅行販売従事者を対象とし、実務経験5年程度を目安に旅行業の全般的知識を有するトラベル・コーディネーター(T/C)の資格を取得、さらに上位の資格としてデスティネーションの専門的な知識を有するデスティネーション・スペシャリスト(D/S)、目的別旅行やSITの増加に対応するテーマ・スペシャリスト(T/S)を設けるもの。JATAはD/Sの実施を平成17年4月としており、このために政府観光局が提供する最新情報、テキスト作成、講師など協力が欠かせないことから、今回の説明会の開催に至った。
JATA事務局長の石山醇氏は、「現在の旅行会社の閉塞状況を打ち破るターニング・ポイントとしたい」と語り、そのため「これまで効率を優先して来たことを反省すると共に、今後は教育、情報蓄積、研究開発を重視する」とT/C制度の意義と旅行会社の今後の方針を語った。観光局から質問として「実務経験5年にこだわることなく、意欲の高い担当者を対象としても良い」との意見や、「D/S導入の初年度は50名だが、将来的な人数の見通しはどの程度か」という質問が出され、観光局側は新資格に対して訪問者の増加に繋がるとの期待感を示している。
▽参考記事 「JATA、業界独自の資格制度で実務経験5年程度を目安に設定」
http://www.travel-vision-jp.com/
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JATA事務局長の石山醇氏は、「現在の旅行会社の閉塞状況を打ち破るターニング・ポイントとしたい」と語り、そのため「これまで効率を優先して来たことを反省すると共に、今後は教育、情報蓄積、研究開発を重視する」とT/C制度の意義と旅行会社の今後の方針を語った。観光局から質問として「実務経験5年にこだわることなく、意欲の高い担当者を対象としても良い」との意見や、「D/S導入の初年度は50名だが、将来的な人数の見通しはどの程度か」という質問が出され、観光局側は新資格に対して訪問者の増加に繋がるとの期待感を示している。
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