香港、7月の日本人訪問者数は46%減、全世界の訪問者数は回復鮮明に

  • 2003年9月3日
 香港政府観光局(HKTB)によると、7月の日本人旅行者数は前年比46.1%減の5万9442人となり、前月の減少幅である80.6%減の2万1088人から大きく回復した。前年比での減少幅の縮小は先月に続き2ヶ月連続となる。また、1月から7月の累計は44.1%減の43万2425人である。全世界からの訪問者数は5.6%減の129万1828人となり、5月の67.9%、6月の38.2%と着実な回復を示している。また、ホテル稼働率は71%となり、前年の82%に及ばないものの、6月の34%と比較すると回復傾向が鮮明だ。
 なお、HKTBはSARSリカバリーキャンペーンとして展開する「ウェルカム・香港プロモーション」において8月前半だけで80万人近くの訪問者数を記録したことから、順調に推移すれば前年並みの150万人に達すると予測している。