MTPB、下期キャンペーンセミナー実施、送客の協力を訴える

  • 2003年9月2日
 マレーシア政府観光局(MTPB)はこのほど、「マイ・マレーシア・キャンペーン」のイメージキャラクターにミュージシャンの藤井フミヤ氏を起用すると発表している。これを受け2日、旅行会社の担当者向けに下期キャンペーン・セミナーを開催し、改めて藤井フミヤ氏の起用の目的、今後の宣伝展開などを説明し、マレーシアへの送客への協力を訴えた。
 セミナーの冒頭、MTPB日本局長代理のラフィダ・イドリス氏は「マレーシア政府観光局日本開局30周年、マレーシア航空日本就航30周年の記念すべき年に、キャンペーンがスタートでき、今まで以上にマレーシアの魅力を日本に広くアピールしたい」と強調した。また、マーケティング・マネジャーの徳永誠氏は今後の広告展開について「新聞をはじめ、地下鉄や新宿駅などを使い集中的な広告掲載を実施し、消費者に対しマレーシアの露出を高めていく」計画を明らかにした。
 また、「JALエンジョイ・マレーシアキャンペーン」は上期に続き、下期も継続する。日本航空(JL)によれば、JL、日本エアシステム(JD)の国内60路線の機内において「アジアの楽園 マレーシアンリゾート」の映画を上映し、約1千万人の乗客にマレーシアの魅力を伝えキャンペーンを後押しするという。